上を向いて歩こうと安全保障?ノーベル賞
坂本九と言えは、世界的な「スキヤキソング」(1961年7月21日)に、その後の「見上げてごらん夜の星」、そして御巣鷹が思い出されます。
彼はアメリカでのヒット後に次のシングル、「九ちゃんの炭坑節」(1963年11月9日)を発表しましたが、三井三池炭鉱事故で発売を自粛し、アメリカでの活動も事実上終えてしまった!「九ちゃんの炭坑節」の経緯や御巣鷹を思うと、この「上を向いて歩こう」のもの哀しげな歌詞が・・・。
実は、作詞家の永六輔さんが、ラジオの放送中に「60年代の安保闘争の挫折を込めて作った」と、聞いた事が有りました。これは、若き青春の人生の虚しさを知り、それでも生きて行こうと言う意味でしょうか。
先日、ノーベル賞2名受賞。そのちょっと前に安保改正法案が可決されましたね。平和な55年間の思いが伝わって来ます。
60年代の安保闘争後に、挫折から生まれ名曲に、ノンポリで探究心旺盛な学生(一時期海外へと頭脳流失と騒がれたものだが)が、どちらも敗戦後の日本を思って支えてきたような・・・。日本の受賞者は、戦前・戦中派がほとんどですね。
ノーベル医学・生理学賞の大村智氏(80)。素粒子「ニュートリノ」を研究し、ノーベル物理学賞の梶田隆章教授(56)は、先の小柴昌俊さんに師事した人です。若人にも頑張ってもらいたいです。
秋日和に、「納豆に味噌」等、日本古来の良さをつくづく感じるであります。
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