キック一発 GB2500H型クラブマン

2017年7月19日 (水)

Honda GB2500H型クラブマン 最終回

いよいよ最終回にたどり着きました。

エンジン始動です。良いサウンドでしょう?

当初の埃まみれのGB君も、錆・垢を落としてそれなりにきれいになりました。
P7180430_2さて、前回の続きです。
破れたシートは、その上から重ね貼りしました。止はホチキスの3号で、結構強く引っ張って止めました。
P7160421リアのグリスアップできませんでした。右のマフラーがどうしても外れず、シャフトが抜けません。ってことは、チェーンも外せない!で、そのチェーンですが、御覧の様にゴムシールが劣化しており、交換の必要がありました。しかし、チェーンの繋ぎ目が無く、油を注してお終いとしました。残念ですが、グリスアップもお預けです。
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やっと外れた、タンクのキャップ回りです。
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サンポール3本で、ここまで綺麗になりました。フーッ・・・。P7180439と、思いきや、タンクに穴が・・・。急ぎ2カ所を半田で塞ぐも、また一か所を発見です。小さいです。これも半田しました。

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これは、アルミの錆の強力助っ人、「スケルトンS301」です。因みに、101や201では駄目ですよ。P7130367 身体に付着しないように注意して、何度も何度も刷毛塗りを繰り返します。これは3回ぐらいでしょうか。フィンのくそ垢が、徐々に落ちて行くのが分かります。水が掛かってもOK。
Befor
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After P7180435P7180432_2 P7180436
ウインカーもアルミでしたので、磨いちゃいました。当然、アルミホイールなので、S301を塗ってみました。 まー、根比べですね。
リヤサスにチェーンカバーとエキパイはサンダーでざっくり磨きました。
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シャフトが外れないのは、マフラーのせいだー!と言い訳です。
P7180434_4 さー、これで実働車です。タイヤ交換時に、チェーンも新品にすれば、大方安心でしょう。

キック一発、これで青春を取り戻!

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2017年7月12日 (水)

Honda GB2500H型クラブマン その三

P7100278     ウン!!!鍵が回った。やりましたよー。それにしても25年の歳月は、酷いですね!
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身から出た錆です。この三倍近くは有りました。
P7100281 コロも、ビックリです。
P7100284 キャップの固定は、シリンダー周りを下げると、ロックします。すると、キーが抜ける。
P7100282 さてと、これから洗濯洗剤アタックで洗って、出るわ!出るわ!のまた一杯です。

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さて、サンポールを1Lに、水18Lは薄すぎですね。今回は、3回やったので、疲れました。
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P7100293で、一晩漬けて置きました。これはスポンジゴムで作った、仮栓です。随分と、重宝しました。
P7100292_2 最後は中性洗剤で、酸を中和します。
P7100295 ここで、強力な助っ人の登場です。ごっついチェーンでもって、シャカシャカとシェイクです。こうすると、またまた錆が・・・。
P7110323 丸二日掛かって、錆も出払ってきました。後は、仕上げの錆止めの施工だけです。と、思いきや「トラブル」発見です。なんとタンク左先端部分から、漏れが有りました。
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悩んだ末、ピンホールなので半田ごてでフラックスを用いて、パッチリ封印。が、その後もう1っか所を発見!これも半田でOKになりました。それにしても、ピンホールとは驚きです。
さて、今夜はこのシートカバーを作らなくっちゃ。
P7100296 段々、先が見えてきた。リアのグリスアップが終われば、火 火 火入れです。
キックなしの、セル一発。どうなるかな

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2017年7月 8日 (土)

Honda GB2500H型クラブマン その二

いよいよ、前輪のグリスアップにたどり着きました。ネジ、固ったいです。P7060188固いはずです。下にダブルナットで、固定してありました。
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ベアリングにシールドが有り、グリスアップの必要は無しでした。反対側もOK.
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うひょう!アルミの酸化粉が噴出していました。何とかするかなー。P7060192
ブレーキのディスクも外しました。ネジ固いです。
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 P7060194 おー、汚れたメーターワーイヤー。綺麗にしましたよ。コロもびっくりきれいにね。
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 P7060197これも汚れた、キャリパーです。磨くのに一苦労です。 ゴシゴシです。P7060198 P7060203 P7060205 Fファンだー外し、ここまで汚れていたら、もうサンダーですね。真鍮ブラシで・・・。
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 P7060210 P7060211 綺麗になりましたが、瞬く間に酸化して黒くなる。うーん、明日、シルバーを塗ろう。
 
翌日、ホイールとエンジンとウインカーなどのアルミは、オーナーさんで磨いて貰うことにして、さっさとシルバーを吹いて、その上にクリアーを塗りました。
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 P7070221 コロはダウン!!!付き合いが、悪いワンコです。P7060209P7070221_2 ブレーキフレード交換せずとも、大丈夫の様でした。全部組み立てて、ピカピカです。
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翌日は、オイル交換に「セル」「キャブ」「バッテリ」のセットです。分解した順に、組叩ていけばOK。
まずは、中々外れなかった、オイルキャップ。耐油の0リングゴムを2本入れて交換。
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 P7080248 P7080253  P7080255 時間が有れば、絶えずタンクの掃除。タンク内の熱での膨張と、水道水の冷却収縮を繰り返す度に、空気抜きから・・・汚いガソリンと洗浄液が出てくる。その内何時かはタンクキーが回るでしょう。
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P7080251 P7080256 こんなんは、適当にして、先を急ぎます。セルの取り付けにキャブのセット。時間掛かりましたー。なんでこんな狭い所につくったの?
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 P7080258 これは、フロントスプロケのギアーカバー。内側に音対策のゴムスポンジが貼られていました。コロも暑そうです。
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で、オイルを1.5Lほど入れて完了。ウン???コロが扇風機を独占していました。
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後は、バッテリを搭載して、エアーハッチを締めて、カバーしました。

P7080261 P7080262 最後に、プラグを交換しました。いくら何でも、これではねー。
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そんなこんなで、今日も時間です。j次回は、リヤサスです。
夕陽に照らされた、満月のお月さん。ご苦労さんです

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2017年7月 4日 (火)

Honda GB2500H型クラブマン その一

パソコンの師匠Tagutyanから、スカイプで依頼されました。ホンダ・GB250クラブマンです。1987年2月10日発売の車体色は「ヘビーグレーメタリック」。随分お汚れています。眠れること25年、エンジン掛かるでしょうか?フロントは、ロック状態です。
P7030069P7030070 P7030071 P7030073P7030077 実に25年の埃が・・・。P7030081_3 
まずは洗車しました。うーん、蜘蛛の巣に枯れ葉がくっ付いていました。
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綺麗になった。
P7030103 P7030104 P7030105 タンクもメーターも綺麗になった。
ついでに、タンクとシートも外してリアも取る。

P7030109おー、凄い汚れだ!隠れた所なのに、信じられないです。 P7030110アルミ系は、相当に錆が噴き出ており、一皮剥く必要がありそうなので、オーナーさんにやってもらうことにして、ここでもう一回洗車です。
P7030078 P7030099 P7030100 そして、サイドカバーを外して、新しいバッテリの相性をチャックです。OKです。
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そしてキャブを外すべく、バッテリケースを取って、エアークリーナBOXを緩めます。

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梅雨の晴れ間の36度!アツーと思ったら、タンクの開かずのキャップから・・・油が漏れ出たー。

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タンクコックも、完全封鎖!参りましたねー。燃料ストレーナは分解掃除だ。ウッハ、ヘドロが、固着している。上も下も、完全密封。如何しよう。

P7030121 P7030119やっぱり、ダメでした。

P7030122 P7030125 それにフロントのロックは、ピストンが 錆び出てシリンダーに挟まって動かない。手で強引に押し広げたら、今度はブレーキが掛からなくなってしまった。これはフルードを買って、オバーホールしなくては。エア抜きは、どうやったか忘れています。まー、ネット見れば良いか。P7030107 

二日目の、朝食はナスの炒めと目玉焼き。ナスは自家製です。

P7040126 P7040127タンクのガソリン?を、タラタラと抜いているところ。タンクの中は、ガッシャガッシャと、とんでもない音が。まるで砂と小砂利が、踊って何時様な、いやな音です。うーん、なんとしても、キャップ開けなちゃ。 P7040133 で、Tagutyanからのさび落としを、全身パックしました。

P7040134 P7040135 P7040136 効果の程は、お酢の2倍程の酸化能力が有りそうですが、この25年の眠りには、効き目が薄いよう。

そして、また洗車して、今度はキャブを外す。大きいですね。これをオーバーホールします。

P7040138これは、チョーク。すごい錆ですね。中が心配だ―。P7040139 さて中を見ると、おー、見違えるほどきれいです。詰まった燃料コックの オカゲ???エアーバルブに、普通はスプリンガが有るのだが・・・。無い!メインジェット等は、パッチリOKですP7040150 単気筒250ccの、この手のバイクにキックは有りません。始動の命はセル。一応、ばらしてチェックです。

P7040140_2 P7040141 P7040144 こんなコンパクトで大トルクなら、ラジコン160にも充分耐えられそうです。きれいです。

P7040145 ブラシです。殆ど摩耗していません。OKの様です。トップベアリングは、ローラーでした。

P7040146 今回は、ここまでです。

梅雨の大雨に、汗だくだくでした

 

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